『僕ヤバ』こと、『僕の心のヤバイやつ』のヤバいところを挙げてみる
『僕ヤバ』こと、桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』なのですが、もうオレの心がヤバいんで、記事を書いてみることにします。
既刊では3巻が出ていて、現在マンガクロスでWeb連載中。3巻帯によると50万部が売れてるらしい。
https://mangacross.jp/comics/yabai
ここで連載中。最初の数話と、最新版数話が読めます!
ヤバいその1 山田
なんといっても、主人公のひとり、山田のキャラクター造形が素晴らしい。
モデルもやってるような高身長美少女
+
アホな子(食い意地がはってる、笑いのツボが変、子供っぽい、でもいい子)
の悪魔合体が、とんでもないモンスターを生み出してますね。(褒め)
「そんな子、いるわけないじゃん」という方もいらっしゃるかと思いますが、夢くらい見させてくれ。
山田がこのキャラクターであるからこそ、市川を好きになっていくことにも納得感が生まれるのです。
ヤバいその2 市川
もうひとりの主人公。厨二キャラ。だけど優しい。
山田に適切なツッコミをする。(心のなかで)
そして、山田への恋心と一歩踏み出せない恐怖心の間での葛藤を、読者の我々も同様に身悶えて読むわけです。がんばれ、市川。
あと、自分キモくないかなとか、臭くないかなとか気にするのが、現実感あっていいですね。
ヤバいその3 展開
まだ3巻なんですが密度は濃く、徐々にふたりの関係が進展していきます。
その一歩一歩、なにげないやり取りの中の少しだけ相手に踏み出す感じが大変ニマニマしてしまうところです。
些細のことの積み重ねがどんどんいい方向に重なって、二人の距離が縮まっていく感じがすごくいい。
案外山田からぐいぐい来ますが、大事なところでは市川くんも気張ります。かわいい。
個人的に好きなのは、山田がある程度市川にLIKE以上LOVE未満な好意を持ってる段階で、「おーう」とか言って体当たりをかます描写がよいです。
なんつうの、この子、オレを嫌ってないのでは?感。
3巻以降もこのペースでどんどん仲が進展していったらどうなってしまうんだろうか?
5巻くらいで終わるんじゃ? やだ、終わって欲しくない。
ヤバいその4 周りの人々
まわりのキャラクターも魅力的。
いつも山田と一緒にいる女子面々。小林さんと山田が仲良くしてる時が特にいい。
原さんは重要で、この子だけ山田と市川が付き合ってる(付き合いかけてる)のを知っているキャラクターである。
(他の周りも、こんなに山田と市川がこんなに親密にしているのだから気づけよ!と思うけど、まあそこは)
あと何気に、市川の母とお姉ちゃんがいい人だよね。山田が市川に好意を持った理由の一つとしては、母と姉がいい人だった、というのもあると思う。
周りの人々と主人公たちの絡みを見ているだけでも、楽しくてずっと見ていたくなる。
こういうこのキャラクターたちをずっと見ていたい系マンガとしては、『古見さんは、コミュ症です。』もそうだよなと。
これから出る4巻では、ついにデート編に入り、ますますヤバさが増していく感じとなっております。
目が離せない! 早く出て、4巻!
ということで未読の人も、まだ3巻しか出ていないのですぐに追いつけると思います。
ぜひ読んで、身悶えてください。
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